思い出話
まあリンク先を見るなりとりあえず爆笑してしまったんですが(笑)
>こんな経験ありますか?
って一文でちょっと昔の事を思い出しました。
私が小学生だった頃、ちょうどファミコンがブームになっていた時期だったんですが、私も、私の近所の友達もやはりハマっていて、ファミコンを持ってるHくんの家に頻繁にみんなで遊びに行き、一緒に対戦ゲームなどで遊んでました。
で、当然それだけでは満足できなくなってきて、誰もが自分のファミコンを持ちたくなるのは時間の問題でした。
折りしも季節は12月。
クリスマスプレゼントはファミコンが欲しい! と私も友達のみんなも親にせがみました。
そして12/25。
冬休みの始まりと共に、私たちはみんなで買ってもらったファミコンを手に喜んでおりました。
そこへ一人遅れてTくんがやって来ました。
しかしTくんは一人浮かない顔です。
どうしたのか、と私たちが彼に尋ねると、彼は言葉少なに自分の家に私たちを招きました。
彼が両親から受け取ったクリスマスプレゼントは……
ファミコンではなくスーパーカセットビジョンだったのです!
私たちは……大爆笑しました(ひでぇ
スーパーカセットビジョンを知らない人に説明しますと、当時、エポック社が発売していた最新のTVゲームです。
ファミコンに対抗して出した新機種でしたが、子供が見てもわかる位に、グラフィックはカクカクのドット絵でしかなく、ファミコンとの性能差は歴然でありました。
コントローラも使いにくく、価格もファミコンとほぼ同価格とあって、少なくとも、私の友達の間では見向きもされてないゲーム機だったのです。
Tくんはもちろん好き好んでこのゲーム機を欲しがった訳ではなく、Tくんの両親がファミコンと間違えて買ってきてしまったのでした。
話を戻すと、私たちの爆笑を受けてTくんはすっかりスネてしまい、3日間くらい家に引き篭もってました(汗)
流石に悪いと思った私たちは相談して、Tくんの家に遊びに行き、スーパーカセットビジョンで一緒に遊ぶようになりました。
……最初はやった事の無いゲームと言う事でそれなりに楽しんでた気もしますが、Tくんの機嫌が治った数日後以降、私たちがスーパーカセットビジョンで遊んだ記憶はありません(笑)
ちなみにTくんは、4月の誕生日にはファミコンを買ってもらっていました(^^)
まあ何と言いますか、上記リンク先の商品は確かに笑えましたけど、実際に子供にこれをプレゼントするようない悪戯しちゃうと、マジでトラウマになっちゃうので止めた方が良いですよ、という事なんですけどね……なにせ笑った側の私でさえ、はっきりと覚えてる位の事件でしたから(^^;