PRINCESS WALTZ

別に暇が無かった訳でなく、これて「この青空に約束を―」はクリアしてたり(汗)
とりあえずクリアした順にって事で今日はこっちの感想をば。

ネタバレ満載なんで一応隠しときます。


ヒロインたちは魅力的だし、タイトルのプリンセンスワルツのバトルシーンは非常に面白かったんですが……勿体無いなあ、というのが第一印象。

全体的な事を言うと、イベントCG、立ちCGが不足してます。
必殺技シーンだけでなく、ダメージを受けたシーンや、そこから這い上がってくるシーンとか、見所満載のこれらの絵による描写が無いのが大いに不満でした。
アレと比べるのはキツイかもしれませんが、鬼のように多彩な立ちCG、イベントCGがあった「Fate」とかと比べると見劣りします。

そして何より、魅力的なヒロインたちの扱いがなあ……タイトルに偽りアリつーか、姫様たちの話じゃなく、「王子様の話」に終始して、姫様たちの扱いが酷い。

クリスは嫌いじゃないんですが、どうせなら各ヒロインと結ばれるENDを設けた上で、全員クリア後にトゥルーシナリオみたいな感じでクリスENDとかに出来なかったんでしょーか。

あんな魅力的なヒロインたちを配していながら、どれもクリスと結ばれる為だけの踏み台、誰を選んでも同じって扱いは流石にあんまりだと思います。

剣戟の鍋を叩いてるようなチープな音とか、メーカーの力不足を感じる作品でした。
ここはあまり壮大な規模の企画より、小〜中規模作品の方が良いのかもしれませんね……


お気に入りのヒロインはルンルン。
プレイ前はてっきり天然娘かとばかり思って対象外だったんですが、意外にシタタカなとこや、一転して純情な恋愛感を見せてくれたりと、いろんな意味で予想外な姿にやられました。
何気に最年長だってとこもな!( ̄▽ ̄)



……それにしても、王様が死んでるんだから「王子になる」ってのはラストの言葉としてはちょっと違和感あったり(^^;