マンガ

GUNSLINGER GIRL VOL.6

GUNSLINGER GIRL 6

GUNSLINGER GIRL 6

店頭で表紙を見た時は、ガンスリだと気が付きませんでした(^^;

表紙の新キャラ、ペトルーシュカ中心の話という事で、いつもに増して外伝を読んでるような感じでした。

元々この作品は、記憶を失い、洗脳され、過酷な状況下で働く少女たちが、それを過酷だと理解する事すらできず、そんな非日常の日常の中を喜怒哀楽する様子が、悲しくも切ないと思っていましたが、今度のペトルーシュカは、義体になる前の、夢に溢れていた頃までしっかりと描写されてるので、尚更痛い話になってました。

それでも悲哀ばかり感じる作品になってないのは、割合と淡々とした登場人物たちの姿のせいかも。

とても明るい未来を期待できる彼女たちでは無いですが、それでも日々は楽しいと思える事もある、というのは幸福なのか不幸なのか……微妙なところです。