消え逝くブランド

リリス(Alive Renewal)


「LIBIDO13年間の歩み」コメント公開

LIBIDOというエロゲの老舗メーカーが、先日発売された新作を最後に会社を畳んだらしいです。

長らくエロゲを嗜んで(苦笑)きましたんで、流石にその存在も、色々と噂も聞いてましたが、このメーカーのヒット作である「放課後恋愛クラブ」が今ひとつ性に合わなかった事もあって、あまり付き合いの無いメーカーでしたが、時代の一つの流れかなあ、とも思ったり。


上記のページでメーカー自らも書いてますが、解散するブランドが雑誌で惜別特集まで組まれるのは非常に稀でしょうね。
多くのエロゲメーカーは、放置されたまま何時の間にか自然消滅してたり、唐突に消息を絶つ夜逃げのような消え方をしてしまいますからねー。


最近、そんな悲しい最後を遂げたらしい馴染みのメーカーがありました……Witchです。
一般的には「Milkyway」シリーズなどで、そこそこ有名だったメーカーだと思いますが、その第三作が紆余曲折の末に4月末に発売されたものの、それが限界だったかのように、5月末頃にトップページが消失しました。
(消失したのはトップページだけで、こちらからだと中を見れたりします)

状況が状況だけに、本当に潰れたのか判断ができなかったのですが、元スタッフの個人サイトの情報や、某2ちゃんねるスレのファンによる会社調査(もぬけの殻だったらしい)などで、どうもこりゃ潰れたのは間違いないようだったので、書いてみました。


初代「Milkyway」でこちらの作品に触れて以来、画面狭しと大仰なリアクションをしてくれる立ちCGと、荒削りな感じでも楽しいテキストなどに惹かれました。

個人的にはその次の作品だった「Alive Renewal」が一番好きでしたが。
平凡だけど幸せな日常と乖離、裏に潜む天上をも巻き込んだ罪に満ちた恋、という重苦しく人のエゴを描いたストーリーにかなりハマりました。

「FAKE」以来、こちらの作品とは離れてましたが、無くなったと聞くと流石に寂しい気持ちになりますね……

このブランドの魅力だった原画担当だった人たちは、各方面に別れたようですが、今後もエロゲには関わって行くようなので、また機会があればそちらの作品も遊んでみたいですね(^^)


ロールのホームページ(新作スクールフェスタの原画は真広雄海氏)