ROOM NO.1301 #3 同居人はロマンティック?(新井輝)[富士見ミステリー文庫]

絵の可愛さと内容のギャップが……

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200406000011

海に行きたいと言い出したのは、彼女のほうだった。お弁当を作ってくるから食べてくださいねと言ったのも彼女だ。そういえば、付き合ってくださいと言われたのも彼女のほうだったかも。
あれ!?これで、い、い、のかな?
健一は、思った。
クラスメイトの大海千夜子と初々しく過ごす夏休み。ぎこちない距離感で揺れる彼と彼女の関係は、行きつ戻りつだった―。
が、
存在しないマンションの13階に住むHをしないと眠れない少女・冴子との関係は、非常に気持ちいいかんじだったり。芸術家の不思議少女・綾は、独自の方向性にぶっ飛びはじめたり。ますます健一の恋や愛への疑問は深まっていく。
普通の17歳健一のややこしくなる日常を淡々と描く、少し切なく可笑しな探求の物語、第三弾!

1〜2巻までに3人もの相手とHしながら、彼女とはプラトニック過ぎるほどの恋愛をしてる健一も今回は新たな相手は無かったです(^^;
いや、以前は少し変、と言ってましたが訂正します。

物凄く変ですよ、健一は(爆)

お約束のように鈍感っぷりはともかく、何だか浮世離れした言動が益々拍車が掛かってるような気がしました。

それにつけてもラスト、あの場面で止めちゃいますか! って感じの姉・ホタルこと蛍子の爆発っぷりにはヤラれました。
最初っから一押しキャラだとは思ってましたが、もう最高のツンデレキャラかも(///▽///)
実姉という立場や、2巻のプロローグによる将来を見ると幸せな将来はかなり望み薄だとは思いますが、今は続きが気になって仕方ねー!!

次回は少しばかり顔は出してた窪塚姉妹がメインとの事ですが、やっぱり健一の毒牙(笑)に掛かっちゃうんでしょうかね……