合掌

ゴロ寝



唐突ですが、11月3日の日に当方の父方の祖母が天に召されました。
享年なんと103歳の大往生でありました。

ちょうど前回の日記を書いた頃に体調を崩して入院し、危険な状態が半月近く続いて、私も含めた親族は大わらわになってました。

11月1日にはいわゆる危篤状態となり、病院から親族に召集が掛かったのですが、それから3日も持ちこたえたのには、医師の人でさえ驚いておりました。


もはや歴史と言っていいほど昔の明治に生まれ、一世紀を生きてきた祖母の生涯は、
話に聞くだけで一大ドラマになるんじゃないか、と思うくらいに波乱万丈な半生の人でした。

生まれて間もなく養子に出されて、実の両親の顔も名前も知らなかったり、
その家でも8歳の時に里子(奉公)に出されて、子供の頃から働いていたり、
そこで働いていた時に、大工の棟梁だった祖父と出会って結婚。
4男3女の7人もの子供を生むも、祖父は56歳の若さで他界。
まだ成人していない5人の子供を抱えながら、働きながら全員を高校卒業まで育て上げました。

子供のほとんどが独立後は、結婚しなかった長女と共に静かに暮らし、
小さな身体にも関わらず、103歳まで生きました。


私の印象としては、とにかく元気で頭の良い。
それでいて、半生の苦労を感じさせない、品のある御祖母さん、という感じの人でした。

情報に貪欲で、会う度に世界情勢から芸能情報まで驚くほど精通していて、
高齢者とは思えない位に、しっかりとした情報に基づいた会話が出来る凄い人でした。
(100歳の御婆さんに北朝鮮問題から仲間由紀恵やらの話をされたら驚きません?)


この年齢なら亡くなるのは仕方ない事だと思いつつも、いつまでも生き続けるんじゃないか、と思うくらいにずっと元気だったのに、呆気ない最後に少々戸惑い気味ではあります。

昨日で葬儀をひとまず終えて、一段落という感じになったので書きましたが、どうにも取りまとめの無い文章になってしまってますね……まだ実感が無いのかもしれません。




とりあえず、昨晩はなぜか「ままらぶ」を再プレイしていたので、また次回からいつものノリに戻ると思います( ̄▽ ̄;