ライトノベル読みに本当に聞いてみたい10の質問 Ver.1.5
前も似たような質問形式のをやったような気もしますが、最近小説ネタを書いてなかったのでたまには。
1.尊敬するライトノベル作家は?
好きな作家となるといくらでもいますけど、尊敬となると難しい。
昔なら「茅田砂胡」。
「デルフィニア戦記」の刊行中は、何度も読み返したくなるこの作品を、短期間にペースをほとんど変わらず書いていける事に尊敬してました。
(今の作品は惰性で読んでますが今一つ……)
最近だと「川上稔」と「高橋弥七郎」を挙げます。
どちらも綿密に練った膨大な設定からなる伏線を上手く張りつつ、軽妙な作品をコンスタントに発表している点を評価してます。
後で読み返して、「ああ、あの時の伏線は今の●●に繋がってたのか!」という驚きと楽しみがあります。
2.あなたの人生に影響を与えたライトノベル作品は?
影響と言うと、「ロードス島戦記」を初めとした、グループSNEを中心にした作品群ですね。
ちょうど仲間内でテーブルトークRPGが盛んだった影響で読み始めたんですが、以前から少しばかり書いてた趣味の小説書きが、すっかりファンタジー系を中心に熱心に書くようになりました(^^;
3.読んだけど生理的に受け付けなかった、どうしても好きになれなかった作品は?
好きな人には申し訳ないですが「激突カンフーファイター」だけは、冒頭の10ページくらいで、耐えられなくなって読むのを放棄しました。
あそこまで読むのが苦痛に感じたラノベは後にも先にもアレだけなんで印象が強いです……
4.最も優れたノベライズ作品は?
質問1と被りますが、今でも最高の作品は「デルフィニア戦記」だと思っています。
ツッコミどころは無い訳じゃないんですが、あれほど何度も読み返して楽しんだラノベは他にありません。
5.あなたにとって優れたノベライズとはなんですか?
あまり原作物は読まないんですが、しいて言うなら「MOTHER―The Original Story」でしょうか。
まだ小説自体に馴染みが無かった頃、同名のファミコンゲームが好きで思わず手に取った作品でしたが、スラスラと楽しく読めて、小説にハマっていくキッカケになった作品でした。
6.ライトノベルに挿絵は必要だと思いますか?
基本的には必須。
特にラノベでは身体的特徴の描写が乏しい作品が多いので、ビジュアルイメージは大きな要素になる事が多いと思います。
私はどちらかと言うと、文章を読みながら頭の中でビジュアルイメージを想像して楽しむタイプなので、やはり作品のタッチにあった良いイラストがあると嬉しいです。
7.ライトノベルにあとがきは必要だと思いますか?
作者による、としか言いようが無い。
愉快で本編より面白いんじゃないか(エェ)、と思うような人もいますし、
作品の内容への効果的な補足・解説が良い人もいますから、
そういう人たちには是非書いて欲しいですが、内容の乏しい後書きしか書けないなら、
無いほうが良いですね。
8.書店で知らない作家のライトノベルを買う時の一番の基準は?
ネットの評判を参考する事が多いですが、本屋で気になるタイトル&表紙イラストがあれば思わず買っちゃう事が多いですね。
9.おかゆまさき著『撲殺天使ドクロちゃん』について一言(作品を知らなければ「知らない」と答えて下さい)
途中で読むのを止めてしまったんですが、最初の頃は大爆笑して読んでました。
「スレイヤーズ!」に続くラノベを壊しちゃったヒット作、という感じがしました。
いや、モチロン良い意味で、ですよ?
10.あなたにとってライトノベルとはなんですか?
もっとも手軽で、空気を吸うように自然に行う娯楽。
喫煙者にとってのタバコみたいなもんでしょーか。