マンガ

ナントカに刃物(笑)

彼氏彼女の事情 20 (20)津田雅美)[花とゆめCOMICS]
彼氏彼女の事情 20

アニメ化した時から読み出したけど何年前だっけ……正直、こんなに続くとは流石に思わなかったです。
これだけ長期連載になっているのも、登場する脇役も含めて、それぞれの葛藤、心の移ろいを、しっかり描いてきたからでしょうね。
そして周囲の人々の生い立ちもしっかり描いていたからこそ、主役カップルのストーリーも説得力のあるモノになったんだと思います。

まあ各所に漫画らしいぶっ飛んだ描写もあるんですが、それはこの作品の楽しさ、良さでもありますし。

前巻までかなり重苦しかった総一郎の過去に踏ん切りがつき、次巻が最終巻という事もあってか、久々に気楽で楽しい描写が多かったな、というのが第一印象ですね。

人の生き方とは何だろう、幸福と不幸はどこで決まるんだろう。
心のあり方の難しい今の社会において、一つの模範、形ある作品じゃないかな、と思います。



センゴク 4 (4)
センゴク 4宮下英樹)[ヤンマガKC]

金ヶ崎撤退戦の終結と、姉川の合戦の前哨戦までのストーリー。
1巻の頃からすると、もう別人と言っていいほど変わりすぎですよゴンベエ(^^;

ゲームなんかだと負けたらゲームが続かないからイマイチ、その悲惨さ、凄まじいまでの圧倒的不利な木下籐吉郎軍の様子がわからなかったのですが、初めて理解できた気がしました。

また、そこらの小説とかじゃ描かれていない戦国時代の戦法など、絵で描ける漫画ならではの見せ方が上手いなあ、と思います。

次巻は日本の戦国時代の中でも屈指の大量の戦死者が出た、とされる姉川の決戦。
これも金ヶ崎撤退戦同様、この大戦の現実をどう描写してくれるのか、非常に楽しみです。


かりん (5)
かりん (5)影崎由那)[角川コミックス ドラゴンJr]

ゆびさきミルクティー 4 (4)
ゆびさきミルクティー 4宮野ともちか)[JETS COMICS]