サタデープログラム34th公式サイト

新作のビジュアルを公開してました。


つー訳で、予告した通り、大阪から名古屋まで日帰り旅行で講演を聴きに行って来ました。

メモリーズオフ」シリーズとかのKIDさんとこと、minorinbkz氏の二つを聞いてきました。
前者は……最近KIDのギャルゲは未プレイなもんで割愛。
まあ内容的には淡々と製作スケジュールとその期間を説明していった、という印象。

nbkz氏のトークは噂通り面白かったです。
基本的な内容的には、製作プロデューサーの立場から見た真面目な製作方針、過程、信条などなんですが、度々ヲタ向けブラックジョークをサラッと入れて会場の笑いを誘って飽きなかったですね。

しかし、実際に語った理想通りに製作できてるか、という事はわかりませんが(氏もその事には触れてなかったような)、ホント、売れないエロゲ作ってるとこ、特にトップは聞いて損は無い内容だったように思います。
やっぱりゲーム製作の成功・失敗の一番の根底は、企画段階なんでしょうね……
こういう作品にする、こういう客層をターゲットにする、という明確な部分がぼやけてるゲームって結構ありますもんね。

一応トークは最近買ったH10にて録音してきたんで今、聞きながら思い出しつつ書いているんですが、MP3でも42MBもありました……

※追記
nbkz氏の講演内容は、下記サイトに詳細が書かれています。
2005-02-19
(詳細が綺麗にまとまってて凄いなあ……)


気になった小ネタとしていくつか

●「Fate/stay night」コンシュマー化?

「もう出てしまいそうな…まだ出ないのか」との事

●「はるのあしおと」も?

「契約書のハンコは押してない」らしい

●「はるのあしおと」の主人公(樹)は超DQN(爆笑)

性的表現についての質問から、
はるのあしおとには性的表現は必要だったんですよ」
「(樹は)超DQNなんですよ」(会場爆笑)
「樹さんは社会的に落ちこぼれてて、どうしようもなくて、責任観念が無い」
「だから学校の中で迂闊にそういう事(H)に及ぶんですよ」(会場苦笑)
「で、それじゃマズイって気づくんですよ、彼は」
「なぜかって言うと、それは責任なんですね」
(中略)
「彼はとにかく、最初の段階では超DQNなんですよ。ありえない位アホなんですよ」
「だって知らないんだもん。アホだから、そういうこと。それが悪いって気づくんだ」
「で、やべーやこういう事やっちゃいけないんだ、社会的にマズイって気づいて大人になっていくって言うお話なんです」

最後のは長文になっちゃいましたが、この質問まで性的な表現は控えてた鬱憤を晴らすかのような思い切った解説にかなり笑いながらも納得しました。
プレイしてる時から、落ちこぼれて田舎に逃げ帰った奴が、いくらエロゲだからって大胆だなあ、と思ってましたが、それにもちゃんとした理由があったんですね。
まあ言われて見れば確かに子供でしたね、樹ちゃんは……