ToHeart2
随所に前作の音楽が流れているのが印象的でしたね。
曲名とかはあまり覚えてなかったんですけど、聞くと思い出せるのは、やっぱり印象が強かったためか。
●向坂環
何はさておいても、情報が出た時から期待してたタマ姉からクリア。
初登場からの壮大(?)な作戦の仕掛けに感動し、主人公&弟を下僕のごとく扱う強烈なキャラは素晴らしかったと思うんですが、正直、主人公を意識するようになってからの行動は、やや平凡になってしまったかなあ、という感じがして残念。
横暴なキャラでありながら、純粋培養育ちというギャップが面白いキャラだっただけに、ややストーリーが弱かったかなあ、と残念です。
特別可愛がってる感じだった妹分である、このみとの絡みもまったくと言っていいほど無かったのも残念ですね。
それでも、キャラクターとしてはほとんど文句の付け所の無いタイプではありました(^^)
●小牧愛佳
いわゆる便利屋、お人よしタイプの委員長キャラ。
ここまで極端では無いにしても、人の役に立つ喜び、というのは結構共感しました。
自分が人の役に立ってる、というのを感じられるのって嬉しくなる時がありますね。
ただ男が苦手な理由は最後までわからなかったような。
このシナリオでは主人公はかなり積極的だったですね。
冒頭から親友にけしかけられた影響もあったか?
かなり初期から無意識のうちに、愛佳に惹かれて押しかけ手伝いをしに言ってますし。
まさに亭主関白(笑)
終盤の彼女の秘密が明らかになる部分は必要だったかな、と少し思ったり。
普通に図書の話で押し切っても良かったと思ったんですけど、まあ郁●が悪くないキャラなんで良しとします(笑)
●十波由真
熱血空回りドジっ娘。
主人公に突っかかっては自爆しまくる様は傑作でした(笑)
序盤のギャグだけでなく、中盤からラストへの伏線、展開も見事。
ここまでの中では、ストーリーは文句なしにNO.1でした。
笑って、ヤキモキさせて、綺麗に纏められた話だったと思います。
愛佳編ではイマイチ感じられなかった、愛佳&由真も友達という設定も生かされてたと思います。
前作と言うか、旧来からのリーフ作品のファンならニヤリとさせられる設定もあって、中々に味のあるシナリオでした。
……しかし爺さん。こんな事ばっかしてて仕事してるのか?(^^;